隣で始まった工事、去年の4月からだから、すでに1年と2ヶ月です。

お知らせの紙がポストに投函されたときには、この先どうなるのだろうと思ったけれど、それなりになんとかなるものだなぁと思う今日この頃。

ヘッドフォンを装着したままも良くないらしいので、最近は、羊がいる某場所に行ったりもしています。

工事の終了予定は来年の3月。

まだまだ先は長いなぁ。

隣のビルが上階へ出来上がるにつれ、うちのマンションが、あちこちガタついて来たような気がするのは気のせいでしょうか?

ま、古いから仕方ないね。人間といっしょー (;´д`)ゞ



Twitterを眺めていたら、「子どもがおたふくにかかったから、おたふくパーティするよ。来てねというLINEが来たんだけれど…。」というお母さんのつぶやきが流れてきました。

来てねの後に、「うつし合えば自然に抗体がつくから最高」という言葉が続いていたらしく、ちょっと驚いた。

最高?最高ってなに?・・・・・・Σ(´∀`;)

呟いていたおかあさんは、この件、既読スルーされたようですが、LINE上では、困惑していた親御さんたちもいたらしい。

うーん、「子どもがおたふくになりました。」という報告はわかる。

近くでおたふくかぜ発症なら、自分の子どもの発熱の理由の判断材料になるし。

でも、そのあとに続いた言葉を、みなさんはどう思いますか?


私は、こういった話を聞くたびに、耳下腺炎を軽く見てはいけないのにっ!とひとこと言いたくなっちゃいます。

確かに、小さい頃に罹患すれば、大人よりも症状は軽いというのはあるのかも知れないけれど……。(´ε`;)ウーン…


私の娘が、経験したことを書きますね。

ちょうど麻疹(measles)、流行性耳下腺炎(おたふく風邪、mumps)、風疹(rubella)の3つを混合した、いわゆるMMRワクチン、新三種混合ワクチン接種が始まった頃の話です。

その後、ムンプスワクチンによる無菌性髄膜炎発生率が高いことが問題となって、受けるかどうかは自己判断でということになりました。

娘への接種を迷っているうちに、娘はおたふくかぜにかかりました。
いったん熱が下がった後、再び熱が出て、病院に行ったら、髄膜炎になっていて、そのまま入院になりました。大きな病院に行くことになって、大変だったよ。

なぜだか、同じく、おたふくかぜから髄膜炎で入院した子どもが何人も出て、病室のベットは、同じ幼稚園の園児で埋まりました。
園長先生が部屋を巡回して、お見舞いに訪れたほど。(゚∀゚;)

髄膜炎の検査って、背中から針を刺して髄液を採取する腰椎穿刺検査をしなくっちゃならなくて、検査後、しばらくベットの上で、じっーとしてなくっちゃならない。
それって、小さな子には、結構大変なことです。

幸い後遺症はでませんでしたが、もしかしたらワクチン接種で髄膜炎は防げていたかもしれないぁと思うと、私は娘に申し訳なく、後悔しました。

ワクチン接種、自然罹患、どちらが正解だったかどうかは、結果でしかはわからないので、正解はわかりません。

でも、「自然に罹ったほうが良い、最高でしょ」なんて、どうしても思えない。

パーティに誘ったおかあさんにも、子どもであっても、友だちからうつったとしても、悪化することがあるという、そのことは知っていて欲しい。(。-`ω-)ンー

ワクチンがなかった時代は、感染症が流行すると、祈ることぐらいしか出来なくて、たくさんの人が最悪死に至っていたんだもの。

枕屏風 白択

ワクチンが開発の歴史は、病気の流行を防ぎ、その病気で亡くなる人を減らすために研究してきた人たちの戦いの歴史です。

天然痘、ペスト、麻疹、破傷風、百日咳、結核……。

内藤記念くすり博物館では、そのあたりの歴史を辿ることができます。


神農像


今まだすべてを解決できたとは言えませんが、ワクチン接種が有効だったのは、歴史的な事実として明らかです。

2015年3月27日、WHO西太平洋地域事務局は、日本が麻疹の排除状態にあると認定しましたが、最近は、はしかがまた流行し始めて、愛知県でも、今年の4月に感染者がでています。

愛知県のサイトより

麻しん(はしか)の発生について


流行し始めた理由として、未接種者が増えているからだという意見もあります。

海外との接触が、増えていることも、理由のひとつなのかもしれません。


今まであまり意識してこなかった感染症、タイに行くようになってから、ちょっと気になりだしました。

海外旅行をする人って、予防接種ってどうしているのかな?


今年、タイに渡ることになった息子に、どうするのかと聞くと、仕事が決まった時点で、日本の病院に、破傷風、肝炎、日本脳炎、狂犬病、腸チフス、麻疹、風疹、おたふくかぜの予防接種を予約したと言っていました。(^_^;)

これ聞いて、彼も覚悟の上のことなのだなぁとあらためて感じましたよ。

幸いなことに、私たちの今までの旅行では、薬局で目薬を購入したぐらいで、病院のお世話になったことはありませんが、住むとなると心持ちが違ってくるのでしょう。

ですが、マラリア、ジカ熱、デング熱、蚊を媒体とする感染症には、まだワクチンがありません。

バンコクも、チェンマイも病院が充実しているので、あまり心配はしていませんが、日本とは違うことも意識しないといけないと思っています。

ウィルスは、媒体を殺すと自分も死んでしまうので、次の場所に移るまで人間を生かしておいてくれます。

そうして次から次へと伝染していくのですけど、こちらは伝染を防ぐためのあらゆる予防策で対応するしかありません。

普段から、養生して、自分の抵抗力を高めておくことも含めて。

養生書

情報が溢れる時代だからこそ、声の大きな人の意見に従うのではなく、自分の中から聞こえる小さな声に耳をすますことが大切なのかも。

私の中から、痩せろー!最近やばいぞー!という、けっこう大きな声が聞こえてます。( ゚∀゚)アハハノヽノヽノヽノ \ / \/ \

ふーっ ,、,、(o´∀;)σ。o(汗)

思い煩うことなかれ!

なんかそう言いたくなった今日。

それでは、またね。

チョークディ~